2020お米作りは2019年のお米の収穫後から始まっています!

いきなり地味な写真ですが、昨年のお米収穫後の稲わらをなるべく早く分解させて、2020年の米作りの養分に変身させます。

昨年はさらに緑肥を蒔いて、稲の栄養分を付け足しました。

写真は緑肥として小麦を蒔いて芽が出てきたところです。2019.11.7


畦塗り(あぜぬり)作業

地味な仕事が続きますが、田んぼの水が漏れなく水を溜めたいときに溜めるために、畦をしっかり作るのは米作りには重要な仕事です。

今は畦塗り機という便利な機械がありまして、お願いしました。2020.3.28


くん炭づくり

土とくん炭を(場合によって肥料も)混ぜ合わせたものをお米の種を蒔くときに使うのですが、そのくん炭も自分たちで作っています。

稲作りの他、畑の苗作りにも重宝します。苗の徒長防止に役立ちます。2020.4.5


温湯消毒(おんとうしょうどく)

やっと稲作ぽくなってきましたが地味です(笑)

種籾(たねもみ)をお湯につけて殺菌する技術です。その後、10日ほど冷水につけて、発芽が一斉にそろうように浸水作業をします。2020.4.4


水路の掃除

その地区の田んぼの関係者全員で協力して、田植えの前に水路を掃除します。

2020.5.3


苗床つくり

籾(稲の種)を蒔くための土を準備します。60cm×30cmの苗箱に、床土とくん炭と肥料少々を入れて準備します。今年は56箱作りました。


種籾を蒔く

友人に播種機を借りて、うちの場合は苗箱に100gの種籾が入るように調整して蒔きます。2020.4.14


プール育苗1

種を蒔いたら、苗箱をビニールハウスに移動させてきれいに並べていきます。その上に銀色のシルバーシートというものを被せて、芽が出るまで待ちます。シルバーシートがスグレモノで苗の生育にちょうど良い温度に保ってくれます。2020.4.14


プール育苗2

芽が出てきて良いタイミングになったら水を張ります。2020.4.24


田植え

今年は外側1周は子供が田植えを担当しました。

発進から停止まで、そして苗がなくなりそうになった時のお知らせブザーを余裕で止める姿に思わず笑ってしまいました。いつの間に覚えた!?2020.5.22


田植え後の管理

田植え機で苗が植えられなかったところに手で苗を植える作業(補植作業)を芽植えといいます。今年はあまりしなくて済みました。

あと、田植え1週間ほどで苗が根付いたら小さい雑草を取る作業をチェーンを使ってします。これを2回したら今年はうまくいきました。

あとはジャンボタニシが雑草を食べてくれました。



生長する稲スライドショー

だいたい同じ位置から撮影しています


稲刈り

今年は例年より10日ほど早く植えました。夏が暑かったこともあり稲の生長が早まり、南阿蘇全体で収穫の時期が大体10日ほど早くなっているそうです。そのようなわけで、いつもより20日ほど早く稔りました。私もビックリです!

収量は去年の1.5倍ほどありそうです。

精米したお米を食べるのが楽しみです。2020.9.25