2021のお米栽培のあんなことやこんなことを綴ってみました。一応、「手をかけて作っているんだなぁ」と感じていただけたら嬉しい限りです(^^) 子供ばかり写っていますが父ちゃんもちゃんと働いているんです(汗)

・前年のワラの耕し ~とにかく美味しいお米をたくさん採るポイント~

地味な始まりですが結構大事な2020年の稲の収穫直後に田んぼを耕してワラを来年の栄養に変える作業をします。この作業は他にも田んぼのガス湧きを抑えるなど技術的な利点を得る重要な利点を生みます。

・種モミの唐箕かけ

風で飛ばして重たいずっしりした種モミを選抜します。

・温湯消毒

毎年、ライスセンターの温湯消毒器をお借りして使っていましたが、今年は自宅の風呂場で温湯消毒をしました。モミについた雑菌を65度のお湯で10分漬けて殺します。低温殺菌牛乳と同じ方法です。

・土取り

苗箱に敷く土は雑菌のついていない土が必要です。そこで毎年苗床用の赤土を購入して、そこに燻炭や肥料を配合して苗用の土にしています。

 

・薫炭作り

自宅の駐車場の隅で毎年家族で作っています。薫炭に含まれる珪素などのミネラルも良い影響を与えているのだと思います。

 

・肥料まき

田んぼにカキ殻と南阿蘇有機堆肥センターの牛糞堆肥「牛若丸」と有機JAS認証の古代天然苦土を撒きました。それぞれに美味しいお米を採るための狙いがあって撒いたのですが、今後もここの部分は勉強が必要だなと感じております。

 


・地区の人みんなで水路の掃除をします。

白川の堰を掃除しています。

・プール育苗の準備

ハウスの中にプールを作って毎年苗を作っています。モグラなどに地面をデコボコにされてしまったので、もう一回地面の締め直しです。

 


・種蒔きと太陽シート掛け

苗箱に種を蒔いたら、平らに均したハウスに苗箱を並べていきます。そして、最近の必殺技「太陽シート」をかけます。このギンギラのシートの優れている点は外の温度が40度ぐらいあってもシートの下は30度にもならず稲の芽出しにちょうどよい環境を作ってくれるところです。このシートのおかげで最近はハウスの温度の心配をあまりしなくて良くなりました。

 

・田植え

毎年、田植えの外周は息子がやるのがお決まりになってきました。

苗の育苗期間中は暖かかったので苗が大きく育ってくれました。

・田植えのあとは ひたすら除草です。チェーン除草やエンジン除草機で数回除草します。畦の草も何回か切ります。


・稲の生長 だいたい同じ場所から撮った記録です。

・稲刈り  

 天気の良い10月6日、喜多ライスセンターの人たちの協力で無事に稲を刈ることが出来ました。

・乾燥と籾摺りと袋詰め

収穫した籾はライスセンターで乾燥と籾摺りをして袋詰され玄米となって完成いたします。